カラダ快適エクササイズ Shisei 国際姿勢協会

姿勢測定器 開発ストーリー

姿勢測定器 開発ストーリー

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姿勢測定器の開発は2001年にはじまりました。
それまでスポーツクラブに通われているお客様へ、健康になるためには運動することが最も大切だとお伝えしていました。しかし実際は、足腰の痛みなど慢性的な症状を抱えながら、スポーツクラブに通って頂いていた方が多かったと思います。

スポーツクラブの会員様を姿勢測定していくと、今まで知ることが出来なかった、お客様の身体的な悩みや問題を目にすることが出来ました。
また、それを緩和するために必要なことがわかってきました。

最も大切なことは姿勢のゆがみが大きくなるとカラダへの負担が増え、さまざまな症状が現れ、逆に姿勢を整えると身体的な悩みや問題が楽になることも知りました。

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姿勢のゆがみが少なくなることで、

足腰の動かし方が変わり、日常生活の活動が改善されることにつながる
筋肉・筋膜の緊張が和らぎ、血液循環が良くなる
緊張が和らぎ、呼吸がスムーズになり、良質な睡眠がとれやすくなる
慢性的な緊張が和らぎ、肩こりや腰痛などの症状が少なくなりやすい
基礎代謝が上がりやすくメタボリックシンドロームの予防につながる
深い呼吸がしやすく自律神経のバランスが保ちやすい
骨盤・体幹バランスが整いやすく、腸内運動の活発化で便通が良くなりやすい
運動時の過剰な負担が減り、スポーツ障害の予防に役立つ
低体力者の活動パフォーマンスがアップにつながり介護予防に役立つ
子供の物の視かた、聞き方が変わり、集中がアップしやすく学習効果にも役立つ

一人ひとりが、自分自身の姿勢に興味を持ち、姿勢バランスが良くなれば、姿勢測定器は必要なくなります。 そんな未来が実現することを目指しています。

「撮影機器」

kaihatsu-room出発点である初号機はデジタルカメラ3個を使用して同時撮影していました。

そのため装置が大きくなり、移動が難しいものでした。また、当時のデジタルカメラにはアプリケーションで制御できる機種はほとんどなく、機械仕掛けでカメラの操作する必要もありました。結果、製作費用が高くなり、大幅に改良する必要がありました。
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初号機以降さまざま改良とトライアウトを行い、現在のUSBカメラ1台になりました。移動も容易になり、パソコンのための電源ある最低3m×1mの場所があれば、設置できるようになりました。

「測定」

kaihatsu-illust測定のために専門知識が必要な測定器では測定できるスタッフが限られたり、スタッフの研修に時間がかかってしまったりするので「特別な知識がなくても測定・分析できる」ことを重視しました。

重要なポイントや服装などによってわかりにくくなるポイントにはマークをつけてから前後左右面を撮影します。

操作に慣れれば基本の姿勢測定は測定準備から測定、分析、帳票印刷までの所要時間は10分程度です。

「足圧センサー」

kaihatsu-foot開発当初、姿勢に関してアドバイスを受けていた方は2つの体重計に片足ずつ乗せて立ち、バランスを見られていました。体重が偏っていることがわかれば、姿勢のゆがみを理解しやすくなります。

そこでデジタル計測機器を探して、現在PA200で使用している足圧加重センサーのメーカーから導入し、ソフトを改良して使い始めました。足圧加重の画像を見れば体重が偏ってかかっていることが感覚的にわかりやすくなります。

体重の偏りが大きくなると負担が大きくなり、自分自身で回復しきれなくなります。回復できなくなるポイントを見極めるために、足圧加重計測からのデータから詳しく分析するアプリケーションを開発しました。また、足圧の形状、特に土踏まずを分析する機能を付け加え、足の外反、内反状態も確認できるようになりました。偏平足の度合いを確認するのにも役立ちます。

この機能はインソール使用による足裏や足関節のアライメントの改善状況の確認、運動療法や施術による効果測定としてご利用いただけます。

「測定結果:モニター表示」

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姿勢測定のポイントは測定を受けた方自身の写真を使うということ。
初号機でデジタルカメラを使っていたこともあり、被測定者の写真を使うのは、当たり前のようですが、大きな意味が含まれていました。

どんな人でも鏡で1日数回自分自身の姿を見ていると思いますが、見たいところを部分的に見ていることが多いのではないでしょうか。全身を鏡に映したり、写真に写ったりするときには、無意識に姿勢を整えて「作った自分」を見ていることが多くあります。

そのため「測定結果」を見た方は、頭の中にある「作った自分」のイメージとの差にショックを受けることになりますが、身体のゆがみを自覚する重要なきっかけになります。また、本人の写真を使うことで、より自分自身の結果であるという認識が高まるようです。

モニターに表示させる3次元のイメージは骨格標本をゆがませることで立体感が出るようになりました。標準・現在・将来の3つのイメージを表すことで、姿勢のゆがみをイメージしやすくなり、測定を受けた方に「姿勢を整えよう!」という気持ちが芽生え、その気持ちに寄り添って説明を行うことで相互理解を深めることができると考えています。

また姿勢を整えていく中で、良くなっていく過程もわかるよう、以前の測定結果との比較も表示できるようにしました。

「測定結果:印刷」

画面表示と同様、被測定者の写真を用いて結果を表示することで、帳票が大切なものになり家に持ち帰っていただいた後でも姿勢のことを思い出してもらえるきっかけとなると考えています。

第一に「直感的にわかりやすい結果の表示」を目指しました。

どんな測定でも、結果がイメージ化、ビジュアル化されている方が、直感的に理解しやすいので、姿勢のゆがみを数値で表すだけではわかりにくいということはわかっていましたが、改善のためにかなり試行錯誤しました。

立体的に表すと分かりやすく、モニター上で見るには向いていますが、紙に印刷するとわかりにくくなってしまいます。そこで帳票は標準姿勢からのズレで表すことにしました。ズレが大きければ、身体がゆがんでいるということが一目でわかるようになりました。

姿勢を整えていく中で、良くなっていく過程もわかるよう以前と現在を比較できるように考えました。

また、帳票には測定結果だけでなく、最適な運動を選んで印刷し、被測定者の方に自宅で見て使っていただけるようにしました。
時には姿勢測定会など短時間で多人数を測定することもあるので、すべての分析をしなくても、結果が印刷されるようにしました。

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「Sカーブ認識機能」

イメージと数値データの融合的な表現として、身体のアウトラインを出力できる機能「Sカーブ認識機能」があります。立位側面の背中側の彎曲状態を、以前の測定結果と重ね合わせて比較できるようにしました。

ダイエット中、ただ体重を落とすことを目標にするのではなく、見え方を意識することで健康的なダイエットにつながります。

“猫背”や“反り腰”を数値と画像の両方で表現でき、よりわかりやすくなりました。

また身体のプロポーションを数値化して比較することができます。“ぽっこりお腹”、“バストアップ”、“ヒップライン”などのシルエットを比較することができ、機能性があるインナー効果を検証する場合や、運動指導や施術の効果を見ることが出来ます。

「モーション機能」

姿勢測定器をデイサービスで使用するうちに、高齢者の動きが分析できればと考えるようになりました。

そして、動作を連続写真の画像として取り込み、足圧加重のデータと合わせて分析する機能を開発しました。

水平面・矢状面・前額面の動的な姿勢を、足圧加重変化と連動させて、可動性、均整度合、運動連鎖が適正に行われているかを分析でき、以前の結果と比較、指導することもできます。
体幹のねじり動作や側屈、前屈、後屈、スクワット(両足・片足)、フォーワードランジ・ジャンプ、歩行(全身・下半身・ヒールコンタクトなど)、さまざまな動作を取り込んで分析することが出来ます。

「応用編:クローズアップ測定」

カメラを近づけてクローズアップして測定することも可能です。

例えば、顔の表情(笑顔)、顎の可動性、手足の指関節の可動性など、あらゆる動きを見るのに活用できます。

動きを分析することは複雑に思えますが、単純な動きを継続的に見ることで、改善が必要な方には十分な効果になります。

「応用編:動画を確認しながら運動」

応用編として、被測定者がリアルタイムでモニターの動作と足圧加重のデータを確認しながら機能改善を促す指導を行えば、脳科学的にも効果のあるアプローチが行えます。

リハビリなど回復していく過程で少しでも改善していることが目で見えれば自分自身が回復するイメージしやすくなり、モチベーションアップにつながり、目的に早く到達できることが可能になります。

姿勢測定器を活用すれば、縦軸のプロセスとして足元から全身状態の把握、横軸のプロセスとして動的な分析を行うことで、複合的な身体状態を把握できます。

「開発者」

kaihatsu-oitachi3小さいころは、落ち着きがなくロッカーの上を走るような子どもでした。学生の頃は、決められたことをするのが嫌い、工夫するのは得意でした。水泳は得意で、ジュニアオリンピックに出場したこともあります。

英語は苦手でしたが、留学して環境が変わり、学び方が変わることで面白いと思うようになります。大学専門課程で人体の事を勉強し始めると、周りの人に役に立てる仕事をしたいと思うようになりました。
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帰国後、父が肋膜炎になり、退院後も身体をほとんど動かさなくなり健康状態は悪くなる一方。少しでも運動してもらいたかったのですが、いっぺん通りの助言やアドバイスでは生活習慣を変えることはできず、軽い脳梗塞を起こして歩けなくなり、晩年は寝たきりになりました。人は頭でわかっていても、心が動かないと行動できないことを実感しました。

健康によいものには興味があり、自身の健康には気づかっていましたが、生活環境の変化や、プレッシャーなどで体調を崩すことがありました。あるとき、発熱と全身の痛みで立ち上がることができなくなり、救急車で運ばれ、入院。ギランバレー症候群の疑いがあるので1ヶ月入院が必要と告げられ、パニックを起こしました。

しかし親身になって考えてくれる人たちに助けられ、落ち着いて考えたところ、治療方針に疑問があり、他の病院で診察を受けたところ、病気の兆候や入院の必要性はないとのこと。

その後、しばらくはめまいや感覚麻痺がありましたが、仕事に復帰することが出来きました。そのときに感じたことは「気の持ちようで症状は変化するもの」。もし気分が落ち込んだまま、必要のない治療を受けていれば、本当になにかの病気になっていたかもしれません。

これまで経験から、姿勢測定器を使って、より多くの方に「姿勢に興味を持ってもらい、ココロを動かして、健康になってもらいたい」と考えています。

姿勢のゆがみから健康に着目することが広まれば、との思いで、外部販売を開始し、現在ではさまざまな施設で導入されています。ご要望に応じてプログラムや帳票のカスタマイズも承ります。お気軽にお問合せください。

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お気軽にお問い合せください。 TEL 06-6442-1172 受付時間9:00~17:00(土・日・祝日除く)

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