富士常葉大学 大学院環境防災研究科 教授(薬学博士)の池田雅彦先生に姿勢測定器PA200について語っていただきました。

姿勢測定器を活用する主な場面として、様々な種目のスポーツ選手の姿勢を測定し,スポーツごとの姿勢の特性を見いだし,競技にあったトレーニング方法の開発をする。また、高齢者・疾患のある被験者の姿勢測定を行い,姿勢を改善するエクササイズの開発とその評価に活用しています。

私が思うPA200の特長としてもっとも良い点は、「姿勢を数値化」できること。これによって姿勢データを統計学的に扱うことができるんですよね。
画像データと数値データを用いて説明することができるので,被験者が自分の姿勢について理解しやすく、現状を把握し、そこからどういった点を改善していく事が望ましいかとその方法について、さらには改善した点までを時間軸で捉えていただく事ができます。

私が行うセミナーでは、“「老化は足から」と言われるように、足の筋力は加齢と共に衰えますので、日頃から運動を心がけて行うことが必要”と説明しています。足腰を鍛えることは、心肺能力を高め生活習慣病、運動器(ロコモ)障害の予防効果が期待されます。運動の必要性と効果の検証などについて講義を行う際のプレゼンテーションにもPA200で測定した資料を活用しています。